自己紹介とご挨拶>>チンドン屋 さん休のチンドン紹介記 〜チンドン屋が道を歩けば、街は笑顔笑顔!〜

目次
第1回 自己紹介とご挨拶 [2010-01-01]
第2回 チンドン屋との出会い [2010-01-19]
第3回 プロへの転向 [2010-03-15]
第4回 大和家時代〜現在 [2011-06-06]
第5回 東京のチンドン屋の営業スタイル [2011-07-12]
第6回 チンドン屋の扮装 [2012-10-30]
第7回 うれしいこと、辛いこと [2013-06-25]

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第1回 自己紹介とご挨拶 [2010-01-01]

この度、こちらの「チンドン芸能社のチンドン紹介記」を書かせていただくことになりました、チンドン屋のさん休(さんきゅう)と申します。


現在は、東京の「チンドン芸能社」に所属しております。

皆さんにチンドン屋のことを少しでもわかっていただこうと思い、筆を執った次第です。


今回は初回ということで、簡単に自己紹介と、チンドン屋とは何なのかをお話させていただきます。


私が主に担当するのはチンドン太鼓と口上です。東京のチンドン屋では、チンドン太鼓を打つ者が親方として屋号を代表し、現場責任者を務めることが多いのです。


私も「チンドン芸能社」の代表、つまり親方ということになっておりまして、妻の美香(みか)と専属の望(のぞみ)の3人でやっております。この2人も後々ご紹介しますね。

『女性セブン'09年30号より 撮影:倉部和彦』
(左から)美香、望、さん休

さて、「チンドン屋」というと、多くの方は何となくイメージが思い浮かぶようですが、そもそも、「街頭宣伝業」であるということをお知りおき下さい。
つまり、キャンペーンガールや看板持ちやチラシ配りの人と同じような職業です。


私が子供の頃は、近所のスーパーの特売を知らせるチンドン屋さんが、家の前を月に何度か通ったものでした。プワ〜ッというサックスと、チンチンドンドンという鉦と太鼓の音と共に坂を上がっていく、派手な衣裳の彼らを見た時、兄と二人で「あれ何?」と母に尋ねたことを思い出します。
今、仕事をしておりましても、やはり若い人達が同じ反応をしますね。たまに、「あっ、マツケンだ!」と言われたり(笑)


チンドン屋の存在を知ってからというもの、チンドン太鼓の音が聞こえてくると、兄と私は必ず窓に駆け寄ってじっと見つめたものです。まだ幼児の弟はおびえ、大声で泣いて部屋の隅に隠れておりました。


今もやはり、私共を見て泣き出す乳幼児がときどきいます。
時代が変わっても、人々の反応はあまり変わらないものですね。

宣伝の内容としては、パチンコ店のイベント、商店街の売り出しやお祭り、飲食店の開店といったものが多いです。
他にもいろんな種類のお仕事がありまして、例えばイベントやパーティのアトラクションに呼んでいただくこともよくあります。
他の活動として、私は「大和家さん休」として、浅草の東洋館という演芸場で、月に2回、チンドン屋漫談で寄席に出ています。生の芸人が見られる寄席はとても楽しいところです。


次回は、私のチンドン屋をはじめるきっかけをお話したいと思います。それでは次回お楽しみに。

ご意見、感想、ファンレター、次に何を書いて欲しいか等ご要望は、chindon@event-partners.netまで。
読者様の反応があれば続きますし、なければ続きません!お願いします!
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プロフィール平成6年、東京墨田区・小鶴家に入門。
平成15年独立、「大和家」創業。
平成19年、美香と結婚、共に「チンドン芸能社」を創立。
日本舞踊小町流・永寿郎。
サムライ日本流チャンバラ道場初段。
東京演芸協会会員。

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